ハーバード・ビジネス・スクール―MBAへの道
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ビジネススクールの意義 |
同じMBA取得者としてかなりの共感を持って読みました。「自社の販売能力・人事問題などの定性的要因こそが意思決定を行う上で大事。広い視野を持って大局的判断を行うことが求められる」、「意思決定というものはいつも不確実・不正確な情報に基づいて行わなければならない、これは人生につきものの根本的問題である。これが考えることである」こうした実感を持つことが、ビジネススクールでの醍醐味なのでしょう。
特に著者は、問題設定の重要性に対する認識とフレームワーク、物事を考えるときの枠組みを身につけられたことをビジネススクールの意義として評価、強調していますが、この点は特に同感です。仕事が変わり、時間がたってもあるものごとを見る目、考え分析する枠組み、視点というものがしっかりとしていれば、ことの本質を間違うことは少なくなるはず。また、問題の設定そのものが間違っている何の意味のない問題解決もよくある話です。
そして、フレームワークにあまり固定的とらわれすぎないように、とのアドバイスもまた然り。「考える」ことを学んでいれば、自分で自由に自分のフレームワークを作っていくことが楽しくなります。
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MBA受験にくじけそうになったら読む本 |
極めてまとまりの良い本だと思います。
終わりの部分での自らのMBA体験を総括されていますが
一通り著者の体験を読んだ後で読むと、一般的な表現も
実体験のサマリーであると感じられ
自分も、そんな体験をしてみたい!と気持ちを奮い立たせてくれました。
筆者の思いを簡潔にしかも十分に伝えてます。
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他とはちょっと違うMBA取得体験談 |
ハーバード・ビジネススクールへの留学記や、MBA取得体験記はすでに数多く出版されていますが、本書が他書と少し違うフレーバーが混ざっています。まず、ビジネススクール受験のための対策について最初の一章(約50ページ)が割かれていて、具体的に筆者が何を考え何をやったのかが分かるようになっています。続いて、ビジネススクールでの2年間の生活が2章に分かれて記述されています。最後のセクションで(約30ページ)、MBAを取る過程で一体何を学んだのか、何を得たのかを自ら振り返ります。私はこの最後のセクションが重要だと感じました。このセクションを頭に入れた上で、MBA学生生活について述べた具体的なセクションを読み直すと、ビジネススクールで本当に手に入れることのできるものが明確になりま!!!。MBA不要論は日米共に(頻繁に)言われることですが、本書はMBAを取ることの本当の意味を示唆しているように思います。


